ウズベキスタンからの帰国時に、ウズベキスタン航空を利用しました。そのとき出てきたビジネスクラスの機内食をご紹介しましょう。
タシケント出発は朝の8時過ぎでした(現地時間)。離陸後、飲み物が出されました。一緒についてきたのが定番のナッツです。きちんと陶器の皿に載ってきました。袋の中身はカシューナッツでした。

しばらくして昼食(あるいは遅い朝食)が出ました。写真の中央が前菜(あるいはオードブル)です。日本の航空会社ならもっとおしゃれな感じのものが出てくるのでしょうが、ウズベキスタン航空の場合はあまり飾り気がありません。サンドイッチの素材のハムやチーズがそのままおいてあるような感じです。

オードブルの左がパン、そしてその奥が説明しにくいものです。炊いたご飯にきざんだトマトとキュウリを混ぜて、サラダ油で和えて、その上に糸状のチーズをふりかけたとてもくどいご飯です。はじめはこれがメインのご飯かと思ってしまいましたが、後で違うことがわかりました。
ご飯の右がスモークサーモンとカニかまぼこ(?)です。たぶんカニかまぼこだと思うのですがはっきりしません。日本のもののように筋状に裂けないのです。とても堅くて食べにくいものでした。実際なんだかよくわかりませんでした。カニかまのとなりが、ケーキで、そのとなりが注文したコカコーラです。右手前にはトマトケチャップ、マヨネーズ、マーガリンがありました。
真ん中のハムチーズを食べ終えると、そこにメインディッシュの皿が置かれました。ウズベキスタンの油っぽい料理に飽きていた私は、和食かあるいはスパゲッティナポリタンみたいなラグマンを食べたかったのですが、ビーフかチキンしか選択肢が無かったので、ビーフをたのみました。

ビーフは串に刺さっていました。味付けはまあ普通でした。肉の他には、トマト、ご飯、豆、トウモロコシがのっていました。どれもノーマルな味で、美味しくいただけました。
テーブルの上が片付けられてもうこれで食事も終わりかと思ったら、フルーツが出てきました。これまた飾り気のないバナナとリンゴです。リンゴは面倒だったので、バナナだけ食べました。これも普通のバナナでした。

さて、成田に着陸する少し前に軽食が出ました(気分は夕食です)。メインはサンドイッチなんですが、なぜかバターロールのようなパンが添えられています。ほかにパイナップルと紅茶(又はコーヒーか日本茶)がつきます。

このサンドイッチはパンが4枚です。日本だったらパンが4枚ならばサンドイッチは二組に分かれるのが普通だと思いますが、このサンドイッチは4枚のパンの間3層にハムや野菜が入っています。つまり4枚のパンをいっぺんに頬張れということなのです。

さすがにこれでは食べにくいので、無理矢理2つに分けて(つまり片方はオープンサンドのようにして)食べました。確か以前ウズベキスタン航空に乗ったときも同じパターンのサンドイッチでした。食べやすさというものをあまり考えていないようですね。
以上ウズベキスタン航空の機内食のご紹介でした。
(写真はいずれも2006年5月3日撮影。ストロボを使わなかったので、露出不足でピンぼけになっています)